サッカーW杯予選日本対バーレーン戦の感想です。
◇2010 FIFAワールドカップ 南アフリカ アジア3次予選 グループ2

6月22日(日)埼玉スタジアム2002

日本 1-0 バーレーン

■試合経過
試合開始早々、日本はやや有利な判定でPKのチャンスを得る。
中村俊輔は向かって右にキックしたがバーレーンGKにコースを読まれ、止められてしまう。
また、ゴール前で玉田い良いボールがあがるが玉田は枠を外してしまう。
前半終了直前に遠藤がFKをバーに当て下にバウンドするが、ぎりぎりゴールならず。
そのリバウンドも押し込めず、0-0で前半終了。
後半もなかなか得点できない日本であったが、後半終了間際に安田が競り合ったボールのバウンドをバーレーンGKがミスしてボールはゴールに入ってしまい、日本はこの「幸運なゴール」の1-0を守り、勝利した。
日本はこの勝利でグループリーグ1位を決めた。


■“裏ツートップ”
日本の岡田監督は“裏ツートップ”とか“後ろの”ツートップなどと呼ばれる、「闘莉王と中澤のヘッド」という唯一の武器をフルに使ってきた。
こういった得点パターンがあるのは心強いし、それを使うのは当然の事。しかし、これに加えてサイドバックの安田も攻撃的なプレーと性格の選手で、しかもこの試合で守備面でのミスや技術面での不安を露呈した。DFに攻撃的な選手がいるチームの場合、他のDFやボランチなどMFのフォローが不可欠になるが、その点で日本は徹底できておらず、カウンターを受けた時に人数の時点で手薄になっていた。
さらに0-0で迎えた後半40分すぎ、闘莉王を前線に上げたままにする"パワープレイ”に出た。
守備のカバーについて、今後早急に修正しなければならない。


■攻撃面への苦言
前半の玉田のチャンスで玉田は一度トラップし、その後体勢が苦しい中左足でアウトにかけたシュートでゴール左に枠を外した。
あれはダイレクトで打つべきだった。これは外したから言っているのではない。仮に今回、トラップしてから決めたとしても、最終予選やW杯本大会で戦う相手国はトラップしている間に詰めてくる。そういった相手と戦うには、あのような状況でのダイレクトシュートは必須となる。
また合わせて日本はサイドからクロスを上げる攻撃が多い。その場合はなおさらダイレクトでヘッドやボレーをあわせる必要がある。
「闘莉王と中澤のヘッド」という得点パターン、「クロスを上げる」という攻撃パターンは良いと思うし変える必要は無い。
しかし、この状態での最終予選突破は厳しい。やはり動いてスペースに動き、スペースにボールを出し、パスを繋いで相手ディフェンスを崩す攻撃もするべきだ。

ちょうどこの時期、ヨーロッパでは「EURO2008」が行われている。そこで素晴らしい試合を見せたチーム、オランダやスペインはレベル、ドイツなどは実力が高いので当然としても、中堅国であるクロアチアやトルコ、ロシアは全員がよく動き、パスを繋いで相手を崩す素晴らしいサッカーで勝利している。
今の日本に動揺のプレーをやれと言うのは酷であるが、目指すべきプレーであることは間違いない。
最終予選に向け、今後の攻撃面、守備のカバーなどについて修正が必要とされる。

参考:JFA

[オーマイニュース 掲載記事]

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