◇2010 FIFAワールドカップ南アフリカ アジア3次予選 グループ2

2008年6月7日(土) @マスカット・ロイヤル オマーン ポリス スタジアム 17:15キックオフ

日本代表 1-1 オマーン代表

[得点]
0-1 12分 AHMED MUBARAK(オマーン)
1-1 53分 遠藤 保仁(日本/ガンバ大阪)*PK
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■試合内容

気温40度近くでのアウェーゲーム。試合前には、この事ばかりが話題となっていた。
しかし、当たり前の事だが戦うのは気候や環境ではなく試合相手だ。
しかも相手のオマーンはたった数日前に、思い通りの内容で3-0の勝利をあげた、あのオマーンではない。
監督が解任され大幅に選手が入れ替わり、ホームで戦う、違うチームだ。


オマーンは前回と比べ、プレスがやや早くなり、攻撃に積極性が出てクロスの精度も上がった。
そして日本は、このオマーンにCKのこぼれ球をミドルシュートされ先制点を奪われる。

日本は新たな攻撃パターンである長友が欠場。
そこで中村俊輔は玉田のスピードで縦への突破を図る。また大久保へクロスを上げる。
さらにもうひとつの攻撃パターン、セットプレーでの中澤のヘッド。
いずれも決定的なシュートをうつも、前半は得点できなかった。

後半に入り日本は玉田の突破からPKを得る。
このチャンスに遠藤が右隅にきっちり決めて同点に追い付く。
オマーンも直後にPKを得るがコースが甘く楢崎がセーブ。
終盤は互いに疲労が積み重なり思うように動けないせいか、ファール、そして倒れる場面が多くなり、熱くなる。
ついには大久保がGKと接触した際に蹴りを入れ報復行為でレッドカード。オマーンもアイルが退場となり10対10の戦いに。

そしてこのまま試合は終了し1-1のドロー。勝ち点「1」を分け合った。


■両GKの活躍

この試合の注目プレーヤーは両チームのGKだった。
まずはオマーンのGK・Ali Abdullah。彼は前回と同様のCKからの中澤のヘッド、大久保のヘッド、中村俊輔のミドルシュートなど、 再三のピンチを救った。
ハイボールへの対応の安定感もあり、PK以外の失点を食い止めた。
日本の楢崎も、PKのピンチを防いだ。早めに動かずに冷静にシュートに反応し、ゆるいシュートを弾くのではなくキャッチした判断は見事。
ミスも無く安定したプレーをしていた。


■岡田監督の采配は?

酷暑の中の試合であるにもかかわらず、交替は78分に山瀬、ロスタイムに矢野と今野という遅いタイミングの交替。これまでの試合同様、後半は足が止まりどの選手も動けない状況。
しかも過酷なアウェーの試合において、この交替の遅さはいかがなものか?
流れを変えたくない気持ちは分かるが、オマーンの交替選手がよく走ってチャンスを作っていた事をみても、早い交替をすべきでは?


■日本の課題は未解決

このスコア、内容が“現在の日本の実力"であり、位置であると考えよう。
前回の完勝時ですら、「早く多く動けない」「パス、トラップミスが多い」「パス、トラップのレベル」という、日本代表の課題はなんら解決していなかった。この試合でもパスミスやキープできない場面が多く、ボールを取られていた。
この課題を少しでもクリアしていかない限り、今後の戦いはますます厳しくなっていく。
今回のような試合が本当の「W杯予選の戦い」である。

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参考:JFA [オーマイニュース 掲載記事]

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