■2010 FIFAワールドカップ南アフリカ アジア3次予選 日本代表 vs オマーン代表戦
日本代表 3 - 0 オマーン代表
得点:10分 中澤 佑二22分 大久保 嘉人49分 中村 俊輔
キリンカップで試した選手の中で、ベストメンバーと言える先発メンバーで始まったホームでのオマーン戦。
立ち上がりからは中村俊輔を中心に、クロスボールを前線に“ほうりこむ”戦い方をする日本。
そして、ダイレクトでのパス試みるが、パスミスや相手に取られてしまう事が相次ぎ、若干不安がよぎった矢先に、中澤が先制ゴールを叩き込んだ。
中澤は相手マーカーに対してうまく身体を入れブロックしファーサイドにおいやり、遠藤の蹴るボールに見事合わせた。
いつもは中澤の「高さ」が評価されるが、このゴールは中澤の「技術」のゴールだ。
中村、遠藤のセットプレーから中澤、闘莉王のヘディングという得点パターンは、今までも、そしてこれからも有効な攻撃パターンだ。
しかし、これからの厳しい戦いを勝ち抜く為には、流れの中での得点も欲しいところ。
あまり激しいプレスをせず、ゴール前を固めつつあるオマーンに対して、日本は中村俊輔と遠藤にボールを集め、そこから出るクロスボールに合わせていく。さらには長友を使って縦へ抜け出させ突破をはかる。
なかなかシュートまではいけなかったが、うまく飛び出した闘莉王がヘディングでボールを落とし、これを大久保がゴール左隅に流し込んで2-0とした。
日本の「ポストプレー」が見事にはまった瞬間だった。
キリンカップの2試合では、前半30分を過ぎると足が止まり、あきらかに動きが悪くなった日本代表であったが、この日は相手に攻め込まれてもきっちりとプレスを掛け相手を囲い、クリアも冷静にこなし守りきり、前半が終了した。
そして後半開始早々、松井がライン際でボールをしぶとく奪い、そこから中村俊輔にボールが渡り、見事にゴールを決めて見せた。
オマーンはプレスも甘く、攻める回数も少ない。また、クロスの精度も悪い。
後半の中盤以降はさすがに運動量も落ちたが、危なげない戦いぶりで、香川を試す余裕も見せながら時間を使い3-0で完勝した。
“結果が最優先”のW杯予選において、内容でも良いところを見せた日本。
この試合に関しては見事な勝利だった。
しかし、だからこそより高いレベルを目指す事が必要だ。
これからさらに厳しい戦いが続くのだから。
あえて苦言を呈するなら、「コンパクトなダイレクトパスができていない、パスミスが多い」ということと、「今回はオマーンが悪すぎた。相手のプレスが厳しい時にこの戦いができるか」という事。
パスミスはまだ多いし、相手に対するプレスも早くしなければいけない。
そして選手もコメントしていたが、点を取れる時にはきっちり取らなければいけない、今回はまだ1、2点取れた。
これから、アウェーで厳しい環境での試合が続きます。
この試合のように、とは言わないが、相手に負けない戦いを期待する。
参考:JFA
[オーマイニュース
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