グループDの天王山。
スペインvsスウェーデン。

第一戦で見事な勝利を収めた両チーム。
予選リーグ突破を考えると必ず勝ち点3が必要なわけではない両チーム。
スペインは初戦で見事に機能した2トップでこの試合も攻撃的に挑む。


EURO2008 グループD
スペイン21-11スウェーデン
1-0
得点
トーレス

ビジャ
時間
15
34
90+2
得点

イブラヒモビッチ


スペイン (EURO2008 グループD vsスウェーデン)
ビジャF・トーレス
 シャビ 
シルバイニエスタ
 マルコス・セナ 
カプデビラS・ラモス
マルチェナプジョル
 カシージャス 
スウェーデン (EURO2008 グループD vsスペイン)
ラーション イブラヒモビッチ
リュングベリエルマントル
スベンソンD・アンデション
ニルソンストール
ハンソンメルベリ
 イサクソン 

1-1で勝ち点1ずつを仲良く分け合うかと思われた後半ロスタイム。
カプデピラのロングフィードに走りこんだビジャが鮮やかな勝ち越しゴール。
スペインの好調さを表現するゴールだったと思う。

このゴール、「ビジャが絶好調」の一言では済まされない。

私が感心したのが、スウェーデンが守りを固めて引き分け狙いとわかった後のスペインの戦術の変更と、
それを引き起こしたアラゴネス監督の采配。

後半15分。
スペインはシャビ、イニエスタを下げ、
セスク、サンティ・カソルラを入れるという交代を見せた。

すでにプジョルの負傷のため、これで交代枠は0となる。
後半15分という早い段階で交代枠を使い切るというのは珍しい。
しかも、交代の選手に驚いた。
イニエスタは少しボールを失いすぎていたのでわかるが、チームの中盤の核であるシャビを変えるとは。。。

このバルサの中盤2人の交代が意味したもは「ショートパスではなく、ロングパスも多用して攻めろ」ということだったと思う。

守ると決め、ゴール前を固めるスウェーデンをショートパスだけで崩すのはいくらスペインでも簡単ではない。
アラゴネスはそれをすぐに理解し、戦術を変更。
ショートパスはスペインのスタイルだが、それに適度にロングパスを混ぜること、
スウェーデンという強敵相手に見事に戦術で対応した。

この戦術変更がなければ勝ち越しゴールは生まれなかったと思う。

批判され続けてきたアラゴネスだが、この大事な場面で見事にチームを操って見せた。
監督問題がスペインの唯一の不安要素だったが、もうその心配もなくなった。

スペインは今度こそ、期待に応えてくれそうだ。


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