というと大袈裟ですが、ユーロ参加国の10番を全部出してみて、そのポジション別傾向でも見ていこうかと。
まずは、16ヶ国の10番の選手です。
ポルトガル:ジョアン・モウティーニョ(OH)
チェコ:ヴェツラアフ・スヴェルコシュ(FW)
トルコ:ゴグデニズ・カラデニズ(OH)
スイス:ハカン・ヤキン(OH)
ドイツ:オリバー・ノイビル(FW)
クロアチア:ニコ・コヴァチ(DH)
オーストリア:アンドレアス・イヴァンシュイツ(OH)
ポーランド:ルカシュ・ガルグラ(OH)
フランス:シドニー・ゴヴ(RH,RW)
イタリア:ダニエレ・デ・ロッシ(CH)
ルーマニア:アドリアン・ムトゥ(FW)
オランダ:ウェズレイ・スナイデル(OH)
ギリシア:ギオルゴス・カラグーニス(OH)
スウェーデン:ズラタン・イブラヒモビッチ(FW)
スペイン:フランセスク・ファブレガス(OH)
ロシア:アンドレイ・アルシャーフィン(FW)
ポジション別の内訳は
攻撃的MF:8人 FW:5人 守備的MF:1人 サイドアタッカー:1人 センターMF:1人
ということで、やはり大半の選手は攻撃的MFもしくはFW。その他3名の2人はいわゆるボランチ(セスクをここに含めるのもできないではないが)なので、15名がエリア的には真ん中の選手です。唯一違うゴヴにしても暫定10番に過ぎないでしょうから、まあ、10番というと真ん中エリアで大体前の方にいる選手というのが定番化している模様です。非常に当たり前の結論になった感じですね(笑)
ただ、このあたりは10番をつける選手本人のこだわりがあるケースももちろんありますが、伝統国になるとポジションごとに背番号が決まっていることが多いわけで、そのポジションの選手のうち一番いい選手に自動的に10番が与えられる、というケースも少なくありません。
とりあえずOHに10番を与える典型的なブラジル型とFWに10番を与えるスウェーデン型(イングランド型の方が典型ですが、11と5の位置を忘れたので)を見てみましょう。
ブラジル型 | スウェーデン型 |
⑨ ⑪ | ⑩ ⑪ |
オランダもアヤックス式ですと10番はトップ下になりますね。いわゆるリトマネンの位置になるわけですが。アルゼンチンは3-5-2ですが、トップの編成は10と11だったはず。マラドーナもトップ下とかの扱いもありますが、当時のアルゼンチンが1トップ+シャドーのマラドーナだったわけですしね。
もちろん、世の中には名前のアルファベット順でポジション関係なしに背番号を決める実も蓋も無いチームもありますが(笑)
プレースタイルについてもう少し見てみると、私はチェコリーグは詳しくないのでチェコのスヴェルコシュのプレースタイルはよく分かりませんが、彼を除いた4人のFWは純然たるストライカーというよりはチャンスメークもできるタイプのFWです。ということで、攻撃的MFが多いことにも鑑みると、基本的には「アシスト能力がなければ10番ではない」という印象はありそうです。このあたりは国に関係なく培われてきたところによるでしょうか。
ただ、FW型の場合はイングランド(オーウェン)とかの例もあるので確固たる傾向でもないでしょうけれど。
また、クロアチアのニコ・コバチも例外的存在ですね。だから彼らは天邪鬼のように強い相手に勝って弱い相手に負けるのかもしれませんが(笑)
ちなみに最近多い4-3-3と4-5-1の合いの子を数字で並べると、
⑪ |
FWにいい選手がいないとか、サイドで仕掛けられる選手がいないと嘆く傾向がありますが、少年サッカーチームにスウェーデン(イングランド)流のポジション規定を適用するか、あるいは上のシステムを適用するようにすれば、意外といいFWやサイドアタッカーが育つのかもしれません(笑) そんな番号固定の中で培われるものが日本サッカーになるのかもしれませんしねぇ。
好き勝手に選ばせるとみんなトップ下に行きそうですが、このあたり規律といいますか、あまり野放図にやらせるのはいけないのかも。競技は違いますけれど、ドラゴンズの落合監督も背番号を直させましたしね。
番外編
もう一つのブログでここまで自分が適当に編成している9チームの10番のポジションはというと、
攻撃的MF:2名 FW:5名 右サイドバック:1名 ウイング:1名
とりあえず、個人的にはかなりFW寄りなようです。
しかも、日本史古代とか戦国関東のようにわざわざ9番をセカンドトップに据えて、最前線に10番を置いているケースもあるので、私的には「10番? 点決めろ!」という潜在意識の傾向がかなり強いようです。
皆さんは10番の選手にどのポジションを任せますか?







