セルタ戦に勝利を収めた翌日(29日)に記者会見に臨んだデコは、
「チームは日に日に良くなっている」と
チームの調子が上がっている事を強調する一方、
本人自身のプレーについては
「自信を持ってシュートをまだ打てていない。」と語った。

クリスマス休暇が明けた後、怪我のため4試合(ヘタフェ戦、
エスパニョール戦、国王杯のアラベス戦のホーム・アウェイ)
を欠場していたデコは、チームの調子が上がってきていることを強調しつつ、
現在のチーム状況をこう語った。
「今シーズンのバルサは怪我人の問題を抱えているが、
それに輪を掛けるように悪いタイミングで僕の怪我もやってきた。
また、エトーやメッシのような重要な選手が負傷欠場している状況なのに
批判されるのは納得いかない。
それに、ここまで怪我人が多い状況では、
監督にとっても次の試合のメンバーを決定することもとても難しいことだ。
個人的には、嘘を言われることは許さないが、
批判は冷静に受け止める準備がある。」

今シーズンのリーガエスパニョーラの上位はとても拮抗しており、
ファンにとってはとても魅力的な展開となっているが、
このような状況をデコは決して驚いていない。
「今シーズンのリーガでは、どこがどこに勝ってもおかしくない。
それは、昨日(ベティスの本拠地の)セビリアでも証明されている。
先日我々は下位のベティスに勝てなかったが、
昨日再び下位のベティスが上位のバレンシアに勝っている。」

このような拮抗した首位争いが繰り広げられている今、
どのチームが優勝争いに絡んでくるか全く予想できないとデコは語る。
「現在の順位表を見るとセビージャが優勝争いの
最大のライバルと言えるかもしれないが、僕はそうは思わない。
レアル・マドリードはすぐ後ろにいるし、他のチームも無視できない。
できれば、首位を独走したいけど、
今シーズンのリーガは実力が拮抗しているから、それは難しいだろうね。」

ここ数週間、バルサファンはバルサのプレーのレベルが落ちていることに
対して批判をし、特に中心選手のロナウジーニョやデコに
その批判は集中していた。
この批判がデコにとって特別なモチベーションになっていたのではないか、
という質問に対してデコは明確にこう返答した。
「批判に対して見返してやろうという気持ちで
ピッチに飛び出したことはない。
僕はいつだって自分の仕事をやり遂げることと、
チームプレーを満喫するためにピッチに飛び出す。
自分のために、チームメイトのために、そしてクラブのためにね。
僕は批判を歓迎しているよ。
それに、我々は批判に慣れていなければいけない。
ただ、嘘を(マスコミに)書かれたりするのは許さない。」

また、先日の自主練習に多くの選手が姿を現したのに
デコやロナウジーニョが休んだことについてもデコはこう説明を加えた。
「自主参加の練習は今に始まったことではない。
既に何度も行なわれてきた。
それに、誰にも気づかれない形で僕は夕方にカンプノウを訪れて
マッサージを受けたりすることもある。」

バルサは31日水曜日にカンプノウにサラゴサを迎え
スペイン国王杯ベスト8の1stレグを対戦する。
ここ数年バルサは国王杯においてサラゴサに敗退することが多く、
なんとしても今度こそはサラゴサを破りベスト4に進出したいところだ。
ライカールトがバルサの監督に就任した2003−04シーズンに
バルサは国王杯においてサラゴサ相手に敗退し、
昨シーズン(2005−06)にも再びバルサは敗れて
国王杯から姿を消している。
この点を踏まえてデコは水曜日のサラゴサに向けてこうコメントしている。
「国王杯でサラゴサに負けてばかりいる。
そして、また今シーズンもサラゴサと対戦することになった。
今度こそは勝ちたいが、決して簡単ではないであろう。
今シーズンのサラゴサは昨シーズンよりもレベルアップしているし、
今回の対戦では2ndレグをサラゴサのホームで戦わなければいけないから、
サラゴサを破るのは決して簡単ではない。」

セルタ戦では両チームに対して1つずつPKが与えられ、
このPKの判定が物議を醸し出しているが、
デコはこの点について冷静に、
「フットボールはこういうものさ。
試合に負けたチームはいつだって言い訳を探そうとする。
我々は試合内容でもセルタを大きく上回っていたし、
常に我々の方がゴールを目指してプレーしていた。
テレビでスローモーションで見るのと、
ピッチ上で肉眼で見るのとでは見えるものが違うのは当たり前。
ピッチ上で審判はPKと判断したんだから、それまでのこと。」

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