リーガ・エスパニョーラ折り返しの第一戦となる第20節、
対セルタ戦はサビオラ、ロナウジーニョ、ジュリのゴールで
バルサが勝利を収め、首位の座をがっちりと守った。
バルサはこの勝利を手にする為に集中しなければならなかった。
そして、この日のバルサは終盤にらしさを発揮し、
リーガでも屈指のアウェイに強いセルタを退けることに成功した。
サビオラが均衡を破り、ロナウジーニョのPKとジュリのゴールによって
勝利を確実なものにした。
これでバルサは後半戦を単独首位の座を守って
スタートすることが出来たと同時に、
復調の兆しを僅かに見せることが出来た。
この日の観客は、ここ最近生じていたチームと観客席との温度差を忘れ、
歓声と共にバルサの選手達を迎え入れた。
バルサは試合を支配することですぐに観客の声に応えようとしていたが、
アウェイに強いセルタは、
カウンターアタックによって時折危険な攻撃を繰り出した。
しかし、バルサはそれを辛抱強く受け止め、
セルタに思うようにプレーさせないよう、
しっかりとプレッシャーを掛けて相手の攻撃を食い止めていった。
特に中盤のエジミウソンとデコの献身的な働きが目立った。
バルサは攻撃を急がず、パスをしっかり繋いで
相手のほころびを見出すプレーを続け、
次第に流れを呼び込んでいった。
そんな中、エジミウソンとシャビがペナルティーエリアの外から
ミドルシュートを立て続けに放つも、
相手GKピントが辛くもコーナーに弾き出した。
徐々に流れはバルサに傾くも、
セルタも常に虎視眈々とカウンターを狙っており、
息の抜けない展開が続いた。
その為、相手の攻撃の核となるネネをザンブロッタが、
フェルナンド・バイアーノをオレゲールとプジョールが
常に警戒し続ける必要があった。
攻撃ではイニエスタが起点となり、
サビオラがセルタディフェンス陣を撹乱しようと努めた。
ゴールが生まれる予感が来ていた。
そして34分、左サイドでロナウジーニョがスペースに走りこんだ
ジオに縦パスを送ると、ジオは中央へ絶妙のセンターリングを繰り出し、
サビオラが頭で合わせて1−0、先制ゴールを奪うことに成功する。
連続ゴール中のサビオラがまたしても得点を決め、
チームに自信をもたらす貴重なゴールとなった。
この時からセルタは同点ゴールを目指してリズムを変え、
前へ前へと出てきた。
バルサはボールポジション率でセルタを圧倒した。
ピッチをフルに使ってボールを動かし、
セルタのプレッシャーを分散した。
バルデスを含めた11人が参加した大ロンド(ボール回し)のようだった。
そんな中でバルサはいくつかのチャンスを掴み、
デコの左足の強烈なシュートもあったが、GKピントが攻守で阻んだ。
サビオラも何度か絶好機を掴むもなかなか2点目を奪うことが出来なかった。
そんな中、66分に主審がPKの笛を吹く。
ジオとオレゲールが接触したシーンに長じたセルタの選手が倒れた場面を
PKと判断した為だ。
これをネネが難なく決めて1−1と試合は振り出しに戻る。
セルタは3度のチャンスのうち、
初めて枠に飛んだシュートがゴールとなった。
この瞬間はバルサの選手にも観客にも失望をもたらした。
ライカールト監督はすぐに策を講じた。
エジミウソンに代えてジュリを投入、
中盤に更なるスピードを加え、
右サイドのスペシャリストを攻撃の起爆剤に置いて、勝利を追及した。
選手交替の成果は即座に現れる。
70分、右サイドから中盤にポジションを変えたイニエスタが
ゴール中央を抜け出し、キーパーをかわして折り返したところを
サビオラが左足でシュートするもゴールはクロスバーを大きく超えて行った。
その後もリズムアップしたバルサは次々に攻撃を仕掛け、
それは主審の笛によって実ることとなる。
ロナウジーニョのパスを受けたジオが
ペナルティーエリアに侵入しようとしたところをタマスに倒されPK、
ロナウジーニョがこれをきっちりとゴール左上に決めて再びリードを奪った。
しかしながら今日のバルサはこれに安心することなく
更にリズムアップしていく。
ボールをリズム良く繋ぎ、相手をいなして急所急所を突いていく。
しかしハッとする場面もあった。
81分、ヌネスの放ったシュートはバルデスの脇をすり抜け、
あわや同点ゴールかと思わせた。
しかし弾かれたボールは幸運にもゴール方向へは飛ばず、
プジョールが懸命にクリアーした。
その直後、試合を決定付けるゴールが訪れる。
デコからのスルーパスに自陣から抜け出したジュリが快速を飛ばして独走し、
最後はピントの股の間を抜けるシュートを放って3−1。
苦しんで掴んだこの日の勝利によって、
バルサは単独首位の座をがっちり守ることに成功した。
今晩のセルタ戦は、バルサが調子を上げつつあることを
印象付ける試合内容だった。
ライカールト監督もチーム内に変化が起こっていることを自覚しており、
「我々は重要な一歩を踏み出した。」とセルタ戦を振り返った。
ここ数試合、調子を下げ魅力的な攻撃サッカーが披露できていなかった
バルサであったが、今晩のセルタ戦は違かった。
カンプノウのバルサファンの前でバルサは調子を
取り戻しつつある兆候を見せ、
ライカールト監督も試合後の記者会見において、
「ヒムナスティック戦後に私はチームが調子を取り戻しつつあると
既にコメントしていたが、今晩我々は更に重要な一歩を踏み出した。」
と満足気に語った。
議論を呼んでいる、2つのペナルティキックについて質問された
ライカールト監督は、審判の判定に関するコメントは避けたが、
「我々は勝利に値する仕事をした。我々のボール支配率は
60%を越えていたし、決定的なチャンスを2つ作り出した。
間違いなく我々は勝利に値する試合をした。」とライカールト監督は語り、
チームの働きを高く評価した。
先週のヒムナスティック戦でファンからブーイングを受け
バルサの選手たちはある種の怒りと共に今晩のセルタ戦に臨んだと
思われたが、ライカールト監督はこの見方を全面的に否定する一方、
「我々は我々のリズムを取り戻すために努力し続けている。
我々はこの勝利にとても満足している。
今晩チームはハイテンションで試合に臨み、
いいリズムでプレーできていた。
ファンは我々がファンのためにいいプレーを披露できるように
努力していることを知っている。
だから、ファンはチームをサポートし続けてくれている。」とコメントし、
チームとファンが一体になっていると強調した。
ライカールト監督は、ディフェンスだけでなく
中盤のプレーについても高く評価した。
「チームは組織的にプレーできていた。
ディフェンスもいい仕事をしていた。
エジミウソンは、不要な形で何回かボールを奪われていたが、
常に適切なポジショニングを取りいいプレーをしていた。
また、デコもディフェンスの際にいい形でプレッシャーを掛けていた。」
活躍していたサビオラに代えてグジョンセンを投入した理由を質問された
ライカールト監督は、「セルタは高さがあった。
だから、2対1で勝っている際に高さのある選手を投入したかった。
ファンはサビオラの活躍を高く評価しているが、
チームの為に貢献できる他の選手達の存在も忘れてはいけない。」
と交代の理由を説明した。
出場選手
GK 1 バルデス
DF 11 ザンブロッタ
5 プジョール
23 オレゲール
12 ジオ
MF 15 エジミウソン(70分 8 ジュリ)
6 シャビ
20 デコ
FW 24 イニエスタ(90分 3 モッタ)
22 サビオラ(82分 7 グジョンセン)
10 ロナウジーニョ
SUB GK 25 ジョルケラ
DF 2 ベレッチ
FW 18 エスケーロ
得点 34分 サビオラ
78分 ロナウジーニョ
85分 ジュリ
警告 63分 サビオラ
対セルタ戦はサビオラ、ロナウジーニョ、ジュリのゴールで
バルサが勝利を収め、首位の座をがっちりと守った。
バルサはこの勝利を手にする為に集中しなければならなかった。
そして、この日のバルサは終盤にらしさを発揮し、
リーガでも屈指のアウェイに強いセルタを退けることに成功した。
サビオラが均衡を破り、ロナウジーニョのPKとジュリのゴールによって
勝利を確実なものにした。
これでバルサは後半戦を単独首位の座を守って
スタートすることが出来たと同時に、
復調の兆しを僅かに見せることが出来た。
この日の観客は、ここ最近生じていたチームと観客席との温度差を忘れ、
歓声と共にバルサの選手達を迎え入れた。
バルサは試合を支配することですぐに観客の声に応えようとしていたが、
アウェイに強いセルタは、
カウンターアタックによって時折危険な攻撃を繰り出した。
しかし、バルサはそれを辛抱強く受け止め、
セルタに思うようにプレーさせないよう、
しっかりとプレッシャーを掛けて相手の攻撃を食い止めていった。
特に中盤のエジミウソンとデコの献身的な働きが目立った。
バルサは攻撃を急がず、パスをしっかり繋いで
相手のほころびを見出すプレーを続け、
次第に流れを呼び込んでいった。
そんな中、エジミウソンとシャビがペナルティーエリアの外から
ミドルシュートを立て続けに放つも、
相手GKピントが辛くもコーナーに弾き出した。
徐々に流れはバルサに傾くも、
セルタも常に虎視眈々とカウンターを狙っており、
息の抜けない展開が続いた。
その為、相手の攻撃の核となるネネをザンブロッタが、
フェルナンド・バイアーノをオレゲールとプジョールが
常に警戒し続ける必要があった。
攻撃ではイニエスタが起点となり、
サビオラがセルタディフェンス陣を撹乱しようと努めた。
ゴールが生まれる予感が来ていた。
そして34分、左サイドでロナウジーニョがスペースに走りこんだ
ジオに縦パスを送ると、ジオは中央へ絶妙のセンターリングを繰り出し、
サビオラが頭で合わせて1−0、先制ゴールを奪うことに成功する。
連続ゴール中のサビオラがまたしても得点を決め、
チームに自信をもたらす貴重なゴールとなった。
この時からセルタは同点ゴールを目指してリズムを変え、
前へ前へと出てきた。
バルサはボールポジション率でセルタを圧倒した。
ピッチをフルに使ってボールを動かし、
セルタのプレッシャーを分散した。
バルデスを含めた11人が参加した大ロンド(ボール回し)のようだった。
そんな中でバルサはいくつかのチャンスを掴み、
デコの左足の強烈なシュートもあったが、GKピントが攻守で阻んだ。
サビオラも何度か絶好機を掴むもなかなか2点目を奪うことが出来なかった。
そんな中、66分に主審がPKの笛を吹く。
ジオとオレゲールが接触したシーンに長じたセルタの選手が倒れた場面を
PKと判断した為だ。
これをネネが難なく決めて1−1と試合は振り出しに戻る。
セルタは3度のチャンスのうち、
初めて枠に飛んだシュートがゴールとなった。
この瞬間はバルサの選手にも観客にも失望をもたらした。
ライカールト監督はすぐに策を講じた。
エジミウソンに代えてジュリを投入、
中盤に更なるスピードを加え、
右サイドのスペシャリストを攻撃の起爆剤に置いて、勝利を追及した。
選手交替の成果は即座に現れる。
70分、右サイドから中盤にポジションを変えたイニエスタが
ゴール中央を抜け出し、キーパーをかわして折り返したところを
サビオラが左足でシュートするもゴールはクロスバーを大きく超えて行った。
その後もリズムアップしたバルサは次々に攻撃を仕掛け、
それは主審の笛によって実ることとなる。
ロナウジーニョのパスを受けたジオが
ペナルティーエリアに侵入しようとしたところをタマスに倒されPK、
ロナウジーニョがこれをきっちりとゴール左上に決めて再びリードを奪った。
しかしながら今日のバルサはこれに安心することなく
更にリズムアップしていく。
ボールをリズム良く繋ぎ、相手をいなして急所急所を突いていく。
しかしハッとする場面もあった。
81分、ヌネスの放ったシュートはバルデスの脇をすり抜け、
あわや同点ゴールかと思わせた。
しかし弾かれたボールは幸運にもゴール方向へは飛ばず、
プジョールが懸命にクリアーした。
その直後、試合を決定付けるゴールが訪れる。
デコからのスルーパスに自陣から抜け出したジュリが快速を飛ばして独走し、
最後はピントの股の間を抜けるシュートを放って3−1。
苦しんで掴んだこの日の勝利によって、
バルサは単独首位の座をがっちり守ることに成功した。
今晩のセルタ戦は、バルサが調子を上げつつあることを
印象付ける試合内容だった。
ライカールト監督もチーム内に変化が起こっていることを自覚しており、
「我々は重要な一歩を踏み出した。」とセルタ戦を振り返った。
ここ数試合、調子を下げ魅力的な攻撃サッカーが披露できていなかった
バルサであったが、今晩のセルタ戦は違かった。
カンプノウのバルサファンの前でバルサは調子を
取り戻しつつある兆候を見せ、
ライカールト監督も試合後の記者会見において、
「ヒムナスティック戦後に私はチームが調子を取り戻しつつあると
既にコメントしていたが、今晩我々は更に重要な一歩を踏み出した。」
と満足気に語った。
議論を呼んでいる、2つのペナルティキックについて質問された
ライカールト監督は、審判の判定に関するコメントは避けたが、
「我々は勝利に値する仕事をした。我々のボール支配率は
60%を越えていたし、決定的なチャンスを2つ作り出した。
間違いなく我々は勝利に値する試合をした。」とライカールト監督は語り、
チームの働きを高く評価した。
先週のヒムナスティック戦でファンからブーイングを受け
バルサの選手たちはある種の怒りと共に今晩のセルタ戦に臨んだと
思われたが、ライカールト監督はこの見方を全面的に否定する一方、
「我々は我々のリズムを取り戻すために努力し続けている。
我々はこの勝利にとても満足している。
今晩チームはハイテンションで試合に臨み、
いいリズムでプレーできていた。
ファンは我々がファンのためにいいプレーを披露できるように
努力していることを知っている。
だから、ファンはチームをサポートし続けてくれている。」とコメントし、
チームとファンが一体になっていると強調した。
ライカールト監督は、ディフェンスだけでなく
中盤のプレーについても高く評価した。
「チームは組織的にプレーできていた。
ディフェンスもいい仕事をしていた。
エジミウソンは、不要な形で何回かボールを奪われていたが、
常に適切なポジショニングを取りいいプレーをしていた。
また、デコもディフェンスの際にいい形でプレッシャーを掛けていた。」
活躍していたサビオラに代えてグジョンセンを投入した理由を質問された
ライカールト監督は、「セルタは高さがあった。
だから、2対1で勝っている際に高さのある選手を投入したかった。
ファンはサビオラの活躍を高く評価しているが、
チームの為に貢献できる他の選手達の存在も忘れてはいけない。」
と交代の理由を説明した。
出場選手
GK 1 バルデス
DF 11 ザンブロッタ
5 プジョール
23 オレゲール
12 ジオ
MF 15 エジミウソン(70分 8 ジュリ)
6 シャビ
20 デコ
FW 24 イニエスタ(90分 3 モッタ)
22 サビオラ(82分 7 グジョンセン)
10 ロナウジーニョ
SUB GK 25 ジョルケラ
DF 2 ベレッチ
FW 18 エスケーロ
得点 34分 サビオラ
78分 ロナウジーニョ
85分 ジュリ
警告 63分 サビオラ







