リーガ・エスパニョーラのビジャレアルに所属しているリケルメが、母国のボカ・ジュニアーズへ復帰することが明らかになりました。契約期間は今季末までなので短いですが、最近ビジャレアルで出場機会が無かった彼にとっては、最適な選択だったかもしれません。もう一度あの輝きをボカで取り戻してほしいと思います。
さて、今回はミッドウィークに行われた国際親善試合の中から、イングランド対スペインの試合についてお話したいと思います。
今週のミッドウィークには、(日本では行われませんでしたが)世界各地で国際親善試合が行われました。その中でも強豪同士のこの試合は楽しみにしていました。ただ、イングランドもスペインも昨年EURO2008予選では苦戦しており、今年は何とか良いスタートを切りたいですから、この試合の意味は普段の親善試合よりも重要かもしれません。両チームのスタメンですが、イングランドはフォスター、ファーディナンド、ウッドゲイト、ギャリー・ネヴィル、フィリップ・ネヴィル、キャリック、ジェラード、ランパード、ライト・フィリップス、ダイアー、クラウチ、スペインはカシージャズ、セルヒオ・ラモス、プジョル、カプデビラ、パブロ・イバニエス、シャビ、アルベルダ、アングロ、ダビド・シルバ、モリエンテス、ビジャとなりました。
試合は、序盤イングランドがホームということもあり、勢いを持って攻め立てますが、スペインも時間が経つにつれ徐々に押し返していきます。前半中盤に差し掛かる頃にはスペインが右サイドからチャンスを作り、モリエンテスがキーパーと一対一の状況を作り出しますが、決めることが出来ません。この後はしばらく膠着状態が続きますが、前半終盤には、左サイドのジェラードからボールを受けたクラウチが絶好のチャンスを外し、両チームとも(数は少ないながら)好機を決めることができないまま前半を0−0で折り返します。
後半は、両チームともメンバーを入れ替え、少し流れを変えようと試みます。すると63分、ディフェンスのクリアボールから、左サイド深くでビジャがボールをキープしクロスを上げると、ファーで待っていたイニエスタがワントラップ後鋭いシュートをゴールに突き刺し、スペインが先制します。この後はイングランドが得点を狙ってやや押し気味に試合を進めますが、その手法がクラウチの頭を狙ったロングボールや、セットプレーに終始してしまい、なかなかスペインのディフェンスを崩すには至らず、このまま試合が終了。結局0−1でスペインがアウェイで勝利を収める結果となりました。
この試合は現在の両チームの調子が反映されていた試合だったと思います。どちらもベストメンバーを組むことが出来なかったことは理由の一つにせよ、それでも観ていて良い内容の試合とは言えませんでした。各選手のポテンシャルを十分に活かせていないというか、1+1が2未満になってしまっているというか、お互いに選手のコンディションが万全とは言えず、さらに連携面にも物足りなさを感じてしまいました。ホームで敗戦を喫してしまったイングランドはもちろん、勝利したスペインでさえ、このままではEURO2008予選は危ないのではないかと思いました。
そんな中、スペインが勝利した要因には、“個の力で局面を打開する(もしくは凌ぎきる)ことができた”ことが挙げられます。特にビジャは前を向いて勝負も出来ますし、後ろを向いてキープすることも出来るので、(周りの選手がさほど良いとは言えない中)攻撃の起点として十分に機能していたと思います。逆にイングランドは右サイドのライト・フィリップスをワイドに開かせ、彼にボールを集めて勝負させていたのですが、彼がカプデビラ相手になかなか勝負に勝つことが出来なかったので、攻撃にリズムを作ることが出来ませんでした。さらに他の選手は一対一で仕掛けることが少なかったので、ドリブルで局面を打開するシーンというのがほとんどみられませんでした。このあたりの差が結果に影響したのではないかと思います。
また、イングランドはリードを許してから、クラウチという体格に恵まれた選手を置いてしまっている弊害が出てしまいました。あれだけポテンシャルの高い選手が集まっているにも関わらず、攻撃になるとすぐにクラウチめがけてロングボールを放り込んでしまうため、攻撃がワンパターン化してしまいました。確かに高さという意味ではイングランドの方が有利ですし、クラウチへのパワープレイは楽な戦い方ですから効率は良いのかもしれませんが、正直クラウチは自分自身の強み(=高さ)を100%活かす術(=強さや体を入れるテクニック)を持っていない選手ですから、彼ばかりをターゲットとしてしまうやり方では、(中堅までの国は何とかなるかもしれませんが)さすがにスペインDFを崩すことはできないと思います。イングランドにとっては、今回の試合ほどルーニーを切望したくなるような試合は無かったのではないでしょうか。
さあ、これでイングランドは4試合勝ち無しという非常に厳しい状況に追い込まれてしまいました。これではさすがにマクラーレン監督の進退問題が浮上してくるのは言うまでもありません。果たしてFA(イングランドサッカー協会)はEURO2008予選が再開するまでにどういった動きを見せるのでしょうか。もしかしたらベッカムを復帰させることでファンの怒りを鎮めるなんて手段もあり得るかもしれませんね(^_^)
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さて、今回はミッドウィークに行われた国際親善試合の中から、イングランド対スペインの試合についてお話したいと思います。
今週のミッドウィークには、(日本では行われませんでしたが)世界各地で国際親善試合が行われました。その中でも強豪同士のこの試合は楽しみにしていました。ただ、イングランドもスペインも昨年EURO2008予選では苦戦しており、今年は何とか良いスタートを切りたいですから、この試合の意味は普段の親善試合よりも重要かもしれません。両チームのスタメンですが、イングランドはフォスター、ファーディナンド、ウッドゲイト、ギャリー・ネヴィル、フィリップ・ネヴィル、キャリック、ジェラード、ランパード、ライト・フィリップス、ダイアー、クラウチ、スペインはカシージャズ、セルヒオ・ラモス、プジョル、カプデビラ、パブロ・イバニエス、シャビ、アルベルダ、アングロ、ダビド・シルバ、モリエンテス、ビジャとなりました。
試合は、序盤イングランドがホームということもあり、勢いを持って攻め立てますが、スペインも時間が経つにつれ徐々に押し返していきます。前半中盤に差し掛かる頃にはスペインが右サイドからチャンスを作り、モリエンテスがキーパーと一対一の状況を作り出しますが、決めることが出来ません。この後はしばらく膠着状態が続きますが、前半終盤には、左サイドのジェラードからボールを受けたクラウチが絶好のチャンスを外し、両チームとも(数は少ないながら)好機を決めることができないまま前半を0−0で折り返します。
後半は、両チームともメンバーを入れ替え、少し流れを変えようと試みます。すると63分、ディフェンスのクリアボールから、左サイド深くでビジャがボールをキープしクロスを上げると、ファーで待っていたイニエスタがワントラップ後鋭いシュートをゴールに突き刺し、スペインが先制します。この後はイングランドが得点を狙ってやや押し気味に試合を進めますが、その手法がクラウチの頭を狙ったロングボールや、セットプレーに終始してしまい、なかなかスペインのディフェンスを崩すには至らず、このまま試合が終了。結局0−1でスペインがアウェイで勝利を収める結果となりました。
この試合は現在の両チームの調子が反映されていた試合だったと思います。どちらもベストメンバーを組むことが出来なかったことは理由の一つにせよ、それでも観ていて良い内容の試合とは言えませんでした。各選手のポテンシャルを十分に活かせていないというか、1+1が2未満になってしまっているというか、お互いに選手のコンディションが万全とは言えず、さらに連携面にも物足りなさを感じてしまいました。ホームで敗戦を喫してしまったイングランドはもちろん、勝利したスペインでさえ、このままではEURO2008予選は危ないのではないかと思いました。
そんな中、スペインが勝利した要因には、“個の力で局面を打開する(もしくは凌ぎきる)ことができた”ことが挙げられます。特にビジャは前を向いて勝負も出来ますし、後ろを向いてキープすることも出来るので、(周りの選手がさほど良いとは言えない中)攻撃の起点として十分に機能していたと思います。逆にイングランドは右サイドのライト・フィリップスをワイドに開かせ、彼にボールを集めて勝負させていたのですが、彼がカプデビラ相手になかなか勝負に勝つことが出来なかったので、攻撃にリズムを作ることが出来ませんでした。さらに他の選手は一対一で仕掛けることが少なかったので、ドリブルで局面を打開するシーンというのがほとんどみられませんでした。このあたりの差が結果に影響したのではないかと思います。
また、イングランドはリードを許してから、クラウチという体格に恵まれた選手を置いてしまっている弊害が出てしまいました。あれだけポテンシャルの高い選手が集まっているにも関わらず、攻撃になるとすぐにクラウチめがけてロングボールを放り込んでしまうため、攻撃がワンパターン化してしまいました。確かに高さという意味ではイングランドの方が有利ですし、クラウチへのパワープレイは楽な戦い方ですから効率は良いのかもしれませんが、正直クラウチは自分自身の強み(=高さ)を100%活かす術(=強さや体を入れるテクニック)を持っていない選手ですから、彼ばかりをターゲットとしてしまうやり方では、(中堅までの国は何とかなるかもしれませんが)さすがにスペインDFを崩すことはできないと思います。イングランドにとっては、今回の試合ほどルーニーを切望したくなるような試合は無かったのではないでしょうか。
さあ、これでイングランドは4試合勝ち無しという非常に厳しい状況に追い込まれてしまいました。これではさすがにマクラーレン監督の進退問題が浮上してくるのは言うまでもありません。果たしてFA(イングランドサッカー協会)はEURO2008予選が再開するまでにどういった動きを見せるのでしょうか。もしかしたらベッカムを復帰させることでファンの怒りを鎮めるなんて手段もあり得るかもしれませんね(^_^)
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