今回は、ここ数日で起こったサッカー界のニュースを幾つかお伝えしようと思います。

まずは欧州で活躍する日本人選手の嬉しいニュースから。先週末のブンデスリーガで、フランクフルト高原直泰が今季のリーグ戦点目となるゴールを挙げました。シャルケ戦の48分、味方の縦パスから右足で同点ゴールを決めてくれました。ブンデスリーガはこの試合がウインターブレイク明け最初の試合で、そこでのゴールですから、高原自身2007年を幸先の良いスタートで飾ったと言えます。現在公式戦11ゴールと、昨季までの彼とは違いしっかりと結果を残せていますから、是非今季は2ケタ、できれば15点くらいを狙って、ブンデスリーガ屈指のFWと言われるように頑張って欲しいと思います。

そしてもう一つ嬉しいゴールのニュースです。セリエAカターニャに所属する森本貴幸セリエA初出場で初ゴールという素晴らしい活躍を見せました。アタランタ戦、1点ビハインドで迎えた84分に投入された森本は、試合終了間際にクロスを左足でトラップし、シュートをゴール右隅へ決めました。彼の1点でカターニャは勝ち点を獲得することができましたし、これでチームからの信頼感はぐっと上がったはずです。きっとこれからは少しずつ出場機会が増えていくと思うので、ここからレギュラーを獲るためにも、もらったチャンスでは是非結果を残していきたいところですね。

ここからは冬のマーケットがもうすぐ閉鎖する欧州の移籍関連のニュースです。レアル・マドリーのFWロナウドACミランへの移籍を決めました。この移籍は予想されていたとはいえ、なかなか大きな衝撃でした。ただ、私は、毎年シーズン最初とこのウインターブレイク明けの時期にはコンディション調整(太りすぎ)が問題として挙がり、試合では守備をしないなど、どちらかというと自由奔放な性格に見えるロナウドは、きっちりとした性格に見えるカペッロ監督とそりが合わないだろうと予想はしていました。そして今季シェフチェンコを放出し、今季得点力不足に苦しんでいるACミランは、得点力が計算できるFWがどうしても欲しいと思っていたはずです。この両者の思惑が一致したこの移籍は非常に良い移籍だと思いました。私は、純粋な得点能力だけを評価するならばロナウドは世界No.1だといまだに思っています。ただ、(全員守備、全員攻撃が基本の)現代サッカーには合わない選手なので、そこをどうアンチェロッティが調整できるか(例えばロナウドをVIP待遇し、守備はしなくていいと決めるなど)で、彼の結果は随分変わってくると思います。ロナウドにとっては再びのイタリアで、今回はインテルのライバルであるミランへの移籍と言うことで、最初は何かと風当たりが強いかと思いますが、彼には是非復活してほしいと思います。

最後にもう一つ移籍ニュースです。トッテナムに所属しているエドガー・ダーヴィッツが、古巣のアヤックスへ移籍することが決定しました。こちらも私としては衝撃のニュースでした。なぜなら、ダーヴィッツは昨季のトッテナムの躍進を支えた張本人ですし、年齢の高さはあるとはいえ、彼を放出するとは思わなかったからです。ただ、アヤックスとしてはこれで今季オフにスタム、そして今回ダーヴィッツと、若手主体のチームの中にかつてのオランダ代表が入ることになり、非常にバランスがとれるメンバーになったと思います。今はPSVが独走し、優勝の望みが薄くなってきたアヤックスですが、エール・ディビジをもうひと盛り上がりさせるためにも、ダーヴィッツ、アヤックスには頑張ってほしいと思います。

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