残りが1試合あるとはいえ、ほぼ優勝が確実な我がユナイテッド。
先のことを言えば鬼が笑うとは言うものの、最終戦の相手はウィガン。油断や慢心さえなければ確実に勝点3を取れる相手である。アウェイとはいえ自慢の攻撃力を見せ付けて、史上稀に見る大混戦を制し2年連続のプレミア制覇を是非とも成し遂げてほしいと願う次第である。

そのユナイテッドの破壊力抜群の攻撃力の中心は、なんと言ってもCロナウドである。
試合中はポジションチェンジを絶えず行い、戦術上の理由でFWとしてプレーすることさえあるものの、本来のポジションはサイドのMF、ウィングである。にも関わらず、彼が今シーズン挙げたゴールは実に30。全ての公式戦となると40になるのだから、ファンとしては、ただ賞賛するだけである。

ユナイテッド入団シーズンを思い返すと、まさかここまでの活躍を見せるとは正直思わなかった。確かにスピードやテクニックは目を見張るものがあったものの、独りよがりのプレー選択が多く、まだまだ未成熟な面が多かった。また当時はどうしても先代の背番号7の後継者と比較してしまい、同じスタイルをロナウドに求めていたこともあっただろう。だがスコールズやギグス、ネビルなど経験豊富なベテランの存在であったり、ルーニーという良い意味での同世代のライバル、さらにはファーガソンという勝利の味を知る監督など、周囲の味方に恵まれたことで彼の才能はみるみる開花していき、特に今シーズンはテベスも交えたルーニーとのトライアングルがユナイテッドの攻撃の中枢を司っていた。

直に戦う選手からも、そして外から見つめる記者からも“今シーズン最も活躍した選手”と評されたロナウド。だが彼にとってこのような個人賞は栄誉ではあるものの、チームの勝利に比べれば小さいものである。狙うはプレミア2連覇、そしてその先にある9年ぶりのチャンピオンズリーグ制覇である。立ちはだかるのは共にチェルシー。先のリーグ直接対決では完全に抑えられた感があるが、この青い壁を越えたとき、渇望する2つのタイトルと最高の個人の栄誉が一気に彼のものになることであろう。



ほな、また。

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