ミランは中盤ダイヤモンドの4−4−2。トップのシェフチェンコの相方はトマソンです。もちろん、我等のリンギオ(KENさん
に教えてもらいました)ガットゥーゾも勿論スタメンです。
控えにはFインザーギが戻ってきました。
相手のセルティックはホームでは無類の強さを発揮しますが、サンシーロでは分が悪いか。ジュニーニョは控えからの登場のようです。カマラのスピードに注目か。

試合早々、ミランはピルロのロングフィードからのクリアーボールを、すかさずシェフチェンコがプレスで奪取。
カカが右足のミドル。19歳のGKマーシャルが好セーブ。
マーシャル(スコットランド代表)は調子いいですね。

守備ではガットゥーゾがペドロフの中盤のスペースを突いた突破に対して的確なスライディングによるカット。
ピルロの穴を埋めていた。さすがに効いています!ハートソンとのフィジカルでの強い当たり等らしさ全開でした。
皆さんも指摘されてましたが、彼のポジショニングの上手さも目立ってました。(笑)
彼の相手の攻撃の火消し役があってこそ、華麗な攻撃が出来るんですね。

8分という早い時間帯にミランに先制点が入る。カカの中盤からのドリブル突破から、シェフチェンコとの2度に渡るパス交換。
絶好調のシェフチェンコが左足でねじ込んだ。1−0 28歳のバースデーゴール。
随分と長くミランに在籍しているように感じますが、彼はまだ28歳なんですか。それとも、もう28歳なのか・・。
カカのような恐い選手を簡単に前に向かせたセルティックの守備の甘さが
失点を生んだともいえる場面だった。

ミランはDFからほとんどのボールが司令塔ピルロ経由での展開。彼のボールタッチの回数の多さに、彼の存在の大きさ
を改めて思い知らされる。
彼の展開力がチームの潤滑油となって、左右・縦へのバランスの良い展開がスムーズに機能している。

前半はセルティック防戦一方、ミランペースのまま。
スペースに走り込んだシェフチェンコやカカがドリブル突破から幾度かチャンスを作り出す。
中盤の守備では、リンギオが第一の防波堤として、早い詰めで危険を未然に防いでいた。

33分にも先制点を思わせる位置からシェフチャンコが左足で狙うが、防がれる。
ピルロのロングフィードをトマソンがポストとなって頭で落としたところにシェフチェンコが
走り込んだシーンだった。

終了間際の44分にも決定的なチャンスを生み出す。トマソンとシェフチェンコの連動した
プレッシャーで高い位置でボールを奪取。ゴール前に走り込んだカカがミドルを放つも、
GKマーシャルまたしても好セーブ。セルティック命拾いといったところか。

しかし、解説の宮内氏が指摘するように完璧なボールポゼッションを誇りながら決定的な
シュートシーンが確かに少ないのはどうしたものか?まだ好調時に比べるとミランの調子もまだまだなのか。

セルティックはミランのキープレイヤーであるカカやピルロへのプレッシャーがあまりにも弱すぎる。
ホーム時のような熱いプレーが少なく攻撃への切り替えも遅い。どうもアウェーになるとモチベーションが低下する
傾向にあるのがスコットランド気質か。(笑)運動量も少ない。

後半、いきなりカマラが2度ほど良い展開を作り出す。ミランの守備陣の高さ不足には少々不安を感じる。
後半のセルティックの盛り返しを考えると、監督から前半は運動量を減らして耐えて、攻め疲れた
ミランに対して後半に勝負を賭けるというシナリオだったのかもしれないと思いました。
そんな矢先に中盤で体を張っていたトンプソンが負傷退場。代わって、元ブラジル代表の小柄なテクニシャン・
ジュニーニョが出場する。
流れは、完全にセルティックへ。ミランの守備陣は相手の圧力に随分と引かされる。
セルティックのセットプレー。23番のバルガにヘディングを決められる。前半の楽勝ムードが嘘のような29分の
出来事だった。1−1 まさかの同点劇。なんと後半、ここまでミランはシュート0です。

ピルロ経由からの効果的な展開がめっきりと減りました。アンチェロッティがすかさず動く。
シードルフとトマソンに変えて、インザーギとアンブロシーニの起用。
縦に強いインザーギを縦への推進力として、中盤の劣勢をアンブロシーニの起用で厚みを増そうという采配だろう。
セルティックは後半38分、ハートソンを変えて、守備に人数を割く。完全な引き分け狙い。
対するミランはリンギオを
交替させて、最後の切り札ルイ・コスタを起用。是が非でも勝ち点3を狙いにいく。バルサとの対決が待っているだけに、
引き分けは許せない試合だからだ。

苦しんだミランを救ったのは、千両役者のFインザーギだった。無類の勝負強さはこの日も健在。
彼らしい泥くさいゴールが決まる。これが後半のシュートらしい初のシュートではなかったか。
展開はカカからルイ・コスタへ。ルイ・コスタがダイレクトでシェフチェンコへ素早いパス。
シェフチェンコは強引にシュートを
打たずにセンタリング。あとはDF前に一瞬先に顔を出して、つま先に当てる得意芸。2−1

続いて1分も経たないうちに、鬱憤を晴らすかのようなピルロのFKで追加点。3−1
DFに当たってGKも反応出来ず。セルティックにとっては不運なゴールとなった。

結果以上に苦しい試合展開でした。2点目を前半に決めていれば試合は
楽に決まっていたように
思えた試合だったのですが・・。

ピルロが復帰してのこの苦戦。苦しい中でもミランは勝ち点3を手に入れました。
ピルロのスタメン復帰と熾烈なFW争いが今後のチームを活性化してくれるのではないかと思います。

ミランには偉大な選手が多いですが、ある意味ピルロのチームになって生き返ったと言えると思うんです。
低迷期にあったミランを再生したのはアンチェロッティのピルロを底で起用するという大抜擢があってから
ではないかと思います。そういう意味で、今後の鍵を握るのはやはりピルロの活躍あってこそ!
と思うのは自分だけでしょうか?

先ほど終わったセリエAのレッジーナ戦は、またまたシェフチェンコ様が爆発しましたね。2得点。カカとのコンビが冴えてます。
ピルロも絶妙のパスで何度か決定機を演出してましたね。(笑)
俊輔はセットプレーから1アシストしましたが、ガットゥーゾに格の違いを見せつけられる様な、ボールの奪われ方を
していましたね。もう少し前で闘うプレイが出来ないとセリエA
では厳しいですね。フル出場目指して頑張って欲しいですね。
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