セビージャ 1-0 バレンシア
【得点】
カヌーテ(18分、ナバス)
【メンバー】
セビージャ(4-4-2):ハビ・バラス、M・カセレス、スパヒッチ、エスキュデ(67分、退場)、F・ナバーロ、メデル、トロホウスキ(55分、退場)、ヘスース・ナバス、ペロッティ(69分、コケ)、カヌーテ(C)(58分、ラキティッチ)、ネグレド(80分、マヌ・デル・モラル)
SUB:パロップ、アレクシス、カンパーニャ、アルメンテーロス
バレンシア(3-4-2-1):グアイタ(C)、ラミ、マドゥーロ、ビクトル・ルイス(70分、ソルダード)、ブルーノ(HT、バラガン)、ティノ・コスタ、バネガ、マチュー、ピアッティ(62分、カナーレス)、ジョナス、アドゥリス(70分、退場)
SUB:ヂエゴ・アウベス、リカルド・コスタ、フェグーリ、パレホ
【感想】
なんか色々と興味深い試合になりましたね。
審判が目立ち過ぎたと言えば、それまでですが。
序盤まず驚いたのはバレンシアの3バック。
今までもやってましたっけ??
やってなかったとしたら、前節のペップに触発されたのか?
ミッドウィークのチェルシー戦に向けてメンバーを落としたかったんでしょうけど、驚きでありました。
しかしながら、この3バックシステムは機能していたとは言い難い。
ブルーノとマテューの両WBのポジショニングが微妙でね。
マテューはバルサ戦みたいにガンガン上がれば良かったのに、そうはせず。
ブルーノも守りに重きをおいてるのか、攻めに重きをおいてるのか。
両者ともにどっちつかずな感じでしたね。
2人とも元々SBだから、バルサの3バックの様にサイドを突かれまくるっていう心配は無かったけど。
なので必然的に攻撃に厚みは無し。
前線にアドゥリスが構えて、その周りをピアッティとジョナスがサポートするような感じでしたがねぇ。
ピアッティの創造性は素晴らしかってんけど、ジョナスもアドゥリスも吹っ切れてなかったなぁ。
ピアッティは相手の裏を取ったり、タイミングをズラしたりするのが非常に巧いよね。
そんな訳で、点を取ったのはセビージャなのでした。
ハイボールが裏に抜けて、そこにヘスース・ナバスがスピードを活かして走り込みました。
後は中に折り返して、カヌーテが決めるだけ。
カヌーテのトラップからシュートまでのスムーズさは、相変わらず素晴らしい。
さて、後半。
エメリは3バックを諦めてくると思っておりましたよ。
うまくいってなかったからね。
リードされてるから、追いつきを狙わないとアカンし。
ブルーノが交代と聞いて、やっぱりな、と思いました。
ところがですよ、交代カードがバラガンって!!
てっきり攻撃的な選手を入れてくると思ってたんですが、普通に右SBを入れてきました。
そんでもって勿論ポジションはそのまま。
なので、前半と同じような感じで試合は進んでいきます。
こりゃ駄目だ、って思ってた所に審判から追い風が!!
トロホウスキが2枚のイエローを貰って退場してしまいます。
あ、こういう風に書くと審判が味方したみたいですね。
トロホウスキの退場は妥当だったと思います。
どちらも黄紙に値するものだった。
そんでもって、どちらも不必要なエリアでの、不必要なタイミングでのファウルだった事も付け加えておきましょう。
つまりチームにとって、何もプラスにならないファウル、退場でありました。
こうなるとペースを握るのは、当然数的優位なチームです。
しかも1点を取りに行ってる訳やしね。
ようやくチャンスの形も出来始め、得点の臭いもしてきました。
そして最大のチャンスが。
バネガのファンタスティックなマルセイユルーレットから、アドゥリスが抜け出しGKと1対1に!
たまらずSQDことエスキュデが倒してしまい、バレンシアPK獲得です。
まぁSQDはトロホウスキと違って、プロフェッショナルファウルだったから擁護の余地はあります。
さて、このPKをバネガがポストに当ててしまったんだから話はややこしくなりました。
人数は2人も多いけど、残り約20分間セビージャがゴール前に人垣を作るのは目に見えてますからね。
これはバレンシア、容易な状況じゃないですよ、っと。
それなのにアドゥリスが愚かな行為はしてしまいます。
スパヒッチの挑発に乗ってしまい、暴力行為で1発レッド。
主審も既に2枚赤紙を出してるから、なんの躊躇いもありませんよ。
っていうか、スパヒッチってボスニアヘルツェゴビナ人なんですよ。
一体何語で挑発されてん??
昨季はモンペリエでプレーしてたらしいので、フランス語は出来るやろうけどアドゥリスはフランス語できなさそうやし。
もうスペイン語おぼえたんか??
悪い言葉から覚えていく、ってのは万国共通やろうけど素晴らしい適応力やで。
元々スペイン語知ってたなら、それはそれで素晴らしいよ。
さてさて、これで少しは楽になったかなセビージャ。
でも予想通りの集中砲火を浴びます。
ハビ・バラスのパラドンもあったけど、失点は時間の問題か?
そんな雰囲気が漂っておりました。
でもバレンシアも、攻撃のバリエーションがあんまり無い。
更には熱狂的なスタジアムの雰囲気に推されている感も。
ラミが苛々して観客席にボール蹴り込んだシーンに象徴されるかな、この試合は。
セビージャのド根性に屈した感じですわ。
せめて同点には追い付きたかったやろうけど、残念でしたね。
P.S.それにしてもグアイタって、もうキャプテンやっちゃうような選手なんや。
在籍3年目の24歳ですよ?
まぁ今日の先発メンバーなら、彼より明らかに格上だったり、大きく年上だったり、って選手もいないけどね。
監督からの期待も大きいんでしょう。
ってか、そらなら何故ジエゴ・アウベス獲ったんやろ???










