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サッカーブロガーTOP > 2008年06月
昨日終了したUEFA EURO2008。
オーストリアとスイスの共同開催となった初のEURO本大会であったが、結果的には大成功に終わったと言っていいだろう。
UEFAの発表によれば前回のポルトガル大会と比較してテレビ放映権料&スポンサーフィーは約56%増、大会運営の必要経費を差し引いた純利益も前回と比較して5%増と収入面でも大成功であったようだ。
EUROは基本的にヨーロッパ大陸のみで行われる一地域での大会であるが、スポーツイベントの規模としてはすでにオリンピック、FIFAワールドカップに続く世界で3番目の巨大イベントにまで成長した。
UEFAのミシェル・プラティニ会長は今大会の成功を受けて、参加チームを今回の16チームから20~24チームにまで増加させようかと考えているらしい。
大会に出場するチームが増加すれば、それと比較して収入は間違いなく増加するだろう。
しかし、大会のレベルはチームを16チームから24チームに増加させれば間違いなく低下する。
すべての試合のレベルが高次元で安定している現在の16チームの方が大会のステータスとしていいのではと思うのだがいかがなものか?
次回大会となるUEFA EURO2012も今回と同じく共同開催で行われる。
開催国はポーランドとウクライナ。
EUROはEUの拡大とともにいよいよ東欧にも拡大する。
いよいよ決勝戦となったUEFA EURO2008。
ドイツvsスペインの対戦となった決勝戦はオーストリア・ウィーンで行われた。
チームとしての経験値は間違いなくドイツが上回っていると思うが、今大会スペインは決勝トーナメント1回戦のイタリア戦で引き分けた以外はすべて圧倒的な強さを見せて勝利しており、勢いでは明らかにスペインであった。
結果は1-0でスペインがドイツを下して44年ぶりとなる欧州王者に輝いた。
スペインの唯一のゴールを決めたのは、決勝戦までは爆発することのなかった神の子ことフェルナンド・トーレス(リバプール)。
結果的には攻撃陣にフェルナンド・トーレス(リバプール)とダビド・ビジャ(バレンシア)という決定力の高いタレントを抱えるスペインが大会を通じて圧倒したという感じだろうか?
無敵艦隊などといわれながらも長きに渡り代表チームでは好成績を残すことが出来なかったスペインがついに沈黙を破って欧州制覇を果たした。
次にスペインが狙うのはイタリア(セリエA)、イングランド(プレミアシップ)、ドイツ(ブンデスリーガ)、フランス(リーグ・アン)と強豪リーグを抱える代表チームが成し遂げているFIFAワールドカップ制覇だけである。
スペイン代表の監督はこのままルイス・アラゴネスで行くのだろうか?
それとも新たな血を入れるために新たな指揮官を迎えるのだろうか?
ドイツのミロスラフ・クローゼ(Miroslav Klose)のブンデスリーガーでのゴールを10個集めた映像です。
ドイツ
12年ぶり6度目の決勝進出
72年優勝、76年準優勝、80年優勝、92年準優勝、96年優勝
スペイン
24年ぶり3度目の決勝進出。
64年優勝、84年準優勝
過去の歴史を見ると圧倒的にドイツ有利。そのドイツが最後に優勝したEURO96では、準決勝でPK戦の末イングランドを破っての決勝進出となった。試合後、当時イングランド代表を率いていたテリー・ベナブルズは「ドイツのどこがすごいと思いますか?」と記者に聞かれ「結果だね」と答えた。まさにドイツにはそんな印象がある。いかなる状況でも結果を残す。不屈の精神、ゲルマン魂・・・ありふれた言葉では言い表せない勝負強さがある。
「現実と理想」の対決
今朝の報道番組で中西哲生氏が決勝戦をこう表現していた。
現実のサッカーと理想のサッカー、どちらが良いとか悪いとかではなく全く異なるスタイルの、しかもそれぞれのステレオタイプのようなチームが決勝戦で対戦することになった。
ここまで優勝オッズを見てきて、決勝トーナメントに入ってから常に最低オッズがついていたのは"現実"的なドイツだった。決勝戦を前にオッズはどうなっているかというと
2008.6.29 21:00現在(Ladbrokes.com)
| team | odds |
|---|---|
| スペイン | 1.57 |
| ドイツ | 2.25 |
スペイン×ロシア戦と全く同じオッズ。
90分間の勝敗予想オッズでもスペイン勝利が2.2倍、ドイツの勝利が3.4倍、引き分けが3.2倍でドイツの勝利より引き分けに低いオッズがついている。
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◆関連記事 「Spain swept by Euro 2008 fever as final nears」 World Soccer News 「バラック欠場はドイツの“情報戦”か」 スポーツナビ ◆関連エントリー 「荒れるスペイン代表」 2006/10/10 |
「気持ちはドイツ、でも頭はスペインだと言っている」 優勝予想を聞かれこう答えたのは元ドイツ代表のマテウス。ロシア戦の後半で見せたスペイン代表の素晴らしいボールコントロールとエレガントなパスワークがドイツ人のマテウスまでも魅了してしまった様子。
「ドイツにとって唯一有利なことは、プレッシャーのある時こそ強くなれるということ。彼らのチームスピリットと情熱は他の不足している部分を十分補うことができる」
もちろん自国のフォローも忘れない。
でもこういう大一番で最も重要になってくるのは、この闘将がドイツの有利な点として挙げたメンタルな部分だったりもする。
アンリ・ドロネー杯をはさんで左が1964年のEUROで優勝したスペイン代表、右が現在のスペイン代表。マルカ紙のサイト「MARCA.COM」のトップページを記念に貼ってみました。こうして見てみるといかにスペインが優勝から遠ざかっていたかということがわかる。その間に写真はカラーになり、テレビもカラーになり・・・
「我々からトロフィーを盗んだ人が我々にトロフィーを返してくれる」
スペイン国内ではこんなことが言われているらしい。
EURO優勝の証であるアンリ・ドロネー杯はUEFA会長のミシェル・プラティニから贈られる。スペインが2度目の決勝進出を果たした1984年のEUROでは、プラティニのいるフランスに敗れた。カップを高々と掲げるプラティニの姿を忘れられないスペイン人も多いのだろう。
最後はなぜかプラティニへのリベンジのような流れになりましたが、長々とお付き合い頂きありがとうございました。最後にカップを掲げるのはカシージャスなのか、バラックなのか。その前にバラックは出場できるのか。そしてグイサは無事結婚を申し込めるのか・・・気になることは色々ありますが、決勝戦を楽しみましょう。
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