チャンピョンズリーグでのPSV快進撃の立役者は朴智星とも言われていますね。
あの京都サンガを天皇杯優勝に導いた朴智星の存在感が強烈に記憶に残っています。
この試合もミラン相手に強烈なインパクトを放っていました!!

両チーム、パスを繋ぐ組織サッカー
。特にカフー対イ・ヨンピョのサイドの攻防が一つのポイントになると思ってたんですが。
この攻防は、お気に入りのガットゥーゾの豊富な運度量のサポートもあって、断然、ミラン有利がでした。詰め・寄りの厳しさ、さすがガットゥーゾです。(笑)
後半になり、イ・ヨンピョも高い位置を取れるようになってましたが、ことごとくガットゥーゾとの1対1で敗れていました。

名将ヒティングに、「このフォーメーションは朴智星のための戦術」とまで言わしめた朴。
自由奔放に、守備では自陣奥深くまでチェイシング、攻撃でも豊富な運動量でミランのマークを撹乱していました。
何が素晴らしいかって、縦に勝負する姿勢が常に第一優先であること。
この姿勢、自信。マークの外し方。日本の多くの選手達に足りない部分だと思います。
縦に勝負できないという事は、突破する武器をもっていないという事であり、守る側も恐くない訳で・・。また、相手を背負ってほとんどボールを失わない安定感。着実に成長を遂げています。

朴同様の役割(シャドーストライカー)を果たしているのは、ミランではざっくり言えば、カカでしょうか。カカもシェフチェンコの蔭に隠れていましたが、危険な存在として攻守の切り替えの一役を担ってました。

序盤、ミランのFWシェフチェンコ、クレスポの裏への動きに、PSVは押し込まれる。
アウェーながらも、序々にペースを掴み始めるPSV。
ボール・ポゼッションでも、PSV健闘していました。

ただ前半最後に個の能力で、ミランが打開する。中盤でのカカーのスルーパスで勝負あり。裏を突かれたアレックスはシェフチェンコのスピードに付いていけず。ゴールへまっしぐら。1−0
王者の貫禄というもんですかねー。ただミランのラインコントロールミスからPSVもファルファンが決定的場面ありました。FWの決定力の差、つまりチーム力の差とも言えるんでしょうか。病み上がりとは言えないシェフチャンコの好調さはその後も続きます。
後半の胸トラップからの惜しいループシュートなんて、どういう視野を持っているのかとつくづく感心してしまいます!

しかし、後半もアウェーとはいえない堂々としたサッカーを展開するPSV。完璧な崩しから放った朴智星のシュートが入っていれば・・。ファン・ボメルの素晴らしいスルーパスでした。
その後も危険なゾーンへ突進する朴智星でしがた、ゴールにはわずかに届かず。

最後に、とてつもなく大きな追加点をミランに決められる。途中交代のトマソンの執拗なチェイシングで高い位置でボールを奪取。PSVの守備が整わない中で、こぼれ球をしぶとくスライディングでトマソンが決める。
2−0。

素晴らしい試合をしながら、ホームで鉄壁な守備を誇るミラン相手に2点のビハインドはあまりにも厳しいですね。
ただ、あくまでも攻撃姿勢を貫き、得点の可能性を感じたアウェーゲーム。
ホームで早い時間帯で先制点を挙げれば、勝負はわからなくなる可能性もあります。

(追加)
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PSV朴智星、縦横無尽の活躍で世界が注目 2005-04-28
 スターはどこに行ってもスターだ。
 PSVは敗れたが、チームの「希望」朴智星(パク・チソン)だけは輝いていた。朴智星は27日未明、イタリア・ミラノのサンシーロスタジアムでのACミランとのUEFA(欧州サッカー連盟)準決勝で攻守にわたり大活躍した。チームは0−2で敗戦となったが、朴智星の強烈な体力はファンの嘆声を誘うには十分だった。
 朴智星はこの日、ツートップのファルファンとビーズリーの後方に陣取り先発した。しかし実際の活躍はポジションに関係なかった。ストライカーに左右のウィング、守備に至るまで縦横無尽に走った。
 サッカー専門サイト「ゴールドットコム」(www.goal.com)とイタリア国営放送RAIが運営する「RAIスポーツ(www.raisport.rai.it)も朴智星を最高の選手に挙げている。
 PSVは後半45分に交代投入されたトマソンに得点を許し、来月5日に行われるホームでの試合で3点差で勝たなければ決勝に上がれない。朴智星は「十分決められたゴールチャンスを逃し、FWとして責任が大きい」とし、「次の試合では決定力を補完したい」と覚悟を新たにしている。